カッヘルオーフェンとの出会い⑧〜アルモニア到着までの流れ〜

Mさんから5月末にアルモニアのデザイン決めを依頼されてすぐに返信をして、6月の上旬には見積もりが送られてきたので、すぐに支払いをしました。一ヶ月後には製造の様子がメールで写真と一緒に送られてきました。その後もメールで何度か送られてきました。画像を見ては届くのが待ち遠しかったです。それから9月に完成してイタリアから船に乗って日本に送られてくると連絡がありました。

 

今年の冬には「間に合うかなー」と期待していたのですが、コロナの影響で物流網が乱れて、なかなか日本に到着しませんでした。一度、年末前にMさんが小郡に来てくれて設置場所の測量をしてくれました。僕の方も年末前には石材などが貼り終わって設置準備ができていました。

 

日本に到着したのは2022年の1月中旬でした。

 

その間、何度か寒波が来ましたがエアコンで乗り切りました。壁にも天井にも断熱材が入っておらず板切れ一枚の状態で、かなり寒かったです。足元がかなり冷えて、寒さに耐えられず早めに布団に入って寝た日もありました。

 

博多港に到着したと連絡が来て税関で止められて、少し経ってからMさんが受け取りに行かれました。僕以外にも同じタイミングでカッヘルオーフェンを購入した人が、2人ほどいました。先に、その2台の設置をしてから僕の設置に入るようで、実際に設置作業に入ったのは2月中旬からでした。3台の中でもアルモニアは500キロを超えていて一番大型だったらしく、Mさんにとっては最後の大仕事でした。アルモニアが運び込まれる前にもMさんは何度か設置場所の測量をしたり、設置する向きを決めたりするために小郡に来てくれました。壁にも穴をあけて通気口を設置したりと徐々に準備を進めてくれました。

 

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そして、ついに2月21日。アルモニアの到着する日を迎えました。

 

昼前に運送会社が分解されたアルモニアの入った木箱を運んで来ました。かなり重量のある大型の運搬物なのでピアノを宅配している会社が持ってきました。このアルモニアの部品が入った木箱ですが、しっかりとした作りだったので再利用させてもらって倉庫に移動して薪棚として利用しています。

 

午前中になんとか部品の搬入を終えて運送業者の人たちは帰っていきました。部屋の中はアルモニアの部品が散乱状態です。

 

いよいよアルモニアの組み立てに入ります。

 

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