古民家リノベ日記〜2024/02/11

大工さんが来て、西側の谷の雨漏りで傷んでいた柱の撤去を行った。支えのトンボをジャッキアップし、柱をノコギリで切って断面を見ると、表面はシロアリや腐朽菌にやられていたが、束石から少し上の芯はしっかりしていた。柱を伝って、シロアリが上へとのぼり、窓枠や梁をボロボロにしていた。柱自体は赤身の詰まったいい材で、元の太さは4.5寸だった。柱の撤去のため、パントリーの断熱材の撤去も行った。内装材のベニヤまで壊さないと柱の撤去もできないかと心配してたが、大丈夫だった。傷んでいた柱に添えるように、三寸角が入れてあって、内装はそちらを頼るようにしてあった。もちろん、その三寸角は撤去予定の柱に何本ものタルキックで固定されていたので、タルキックを鉄工用のレシプロソーで切らないといけなかった。タルキック二、三本切ると、刃はダメになった気がする。

長い間、懸案事項だった腐った柱を撤去して、今後の工事の進行の目処がたった。

元の柱は4.5寸だったが、四寸角に入れ替えることにする。倉庫に4.5寸角がなかったのと、真上の桁や、今後のトイレ風呂外壁部分の大壁との兼ね合いでそうなった気がする。

束石も、前に注文していた四寸角の柱用の、4.5×4.5×4が使えたからというのもある。

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