カッヘルオーフェンとの出会い⑤〜設置場所の現地調査〜

ワークショップの主催者のMさんの話が面白くて、開催予定の時間はずっとオーバーしてしまいました。そして駐車場まで見送りしてもらいました。そのワークショップからの帰り道。僕としては「カッヘルオーフェンの設置をしたい」と決めていました。カッヘルオーフェンは『薪を燃やして出る熱量を、もっと効率的に安全に使える方法はないか?』という僕の希望に叶ったもので、なおかつ使用してない時期でも観てカッコいいというメリットも兼ねていました。

 

ただ、設置したいと決めたものの、気になったのは小郡の古民家の状態です。

 

ホームページで過去に設置された事例を確認したところ、築100年を超えた古民家への設置事例はなく、はたして建物の構造上の設置が可能なのか分かりませんでした。それにリビングに設置するにしても、ワークショップの開催場所の店舗よりも広くて暖房の効果があるのか分かりませんでした。「一度現地に来てもらって、設置が可能なのか、設置をして暖房効果はあるのかを見て判断してもらいたい」と考えていました。それから2~3週間ほど考えてからMさんに「設置することを前提に考えているのですが、現地を見に来て欲しい」とメールを送ることにしました。

 

数日後、Mさんから返信が来て、すぐに現地を見に来てくれることになりました。

 

僕の方は設置場所するなら居間の南側の箇所を漠然と考えていました。Mさんも現地を確認して、僕が考えているのと同じ箇所に設置するのがよいと言ってくれました。居間の南側には玄関があったので、その玄関を潰して設置場所を確保することになりました。この玄関箇所であれば煙突を通すことも可能だと返答がありました。

 

そしてMさんからは「断熱性の低い広い古民家なので、店に接しているタイプよりも高火力なタイプの方が良い」と言って、「どのタイプがいいのか考えてみる」「また連絡します」と返答がありました。

 

数週間後、電話で連絡があって『アルモニア』という機種での設置を考えていると連絡が来ました。

 

www.cerampiu.com

 

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アルモニアを設置することになった南側の玄関です。この玄関は取り壊すことになりました。

 

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この天井に穴をあけて煙突を通すことになりました。