古民家改築⑨〜竹根絶に向けて〜

真夏の炎天下の中、竹を切っているうちに分かってきたのですが、自分が所有している土地の竹を、どんなに伐採しても隣接している他の人が所有している土地に竹が生えている限り、竹の根が侵食してきて芽が生えてきます。これでは切っても切ってもキリがありません。

 

そこで他の方の土地に関しても手立てを考えました。

家を囲んで北。北西。南。南西の4方向に竹林が存在していました。

 

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そのうち北。北西。南西の3か所は別の方が所有している土地です。自分の土地の竹を切り進めることは当然ながら、他の人の土地に生えている竹に関しても伐採を進めていく必要がありました。

 

北側は例の3人で共同所有されていた土地です。北西は少し離れた地元の人が所有していた土地です。南西は隣家の人が所有していた土地でした。これらの所有者は法務局で調べました。

 

南西の隣家が所有していた竹林に関しては、定期的に除草剤を撒いたりなどして、ある程度は管理がされ伐採がされていましたが、そもそも僕の家の倉庫前にから南にかけて生えている竹は、この隣家が所有してた南西から伸びた竹の根が原因だと思われました。この竹の根は家の南側の床下にまで侵食していました。

 

ただ、この竹林に関しては、家の防風林に利用されていたり、隣家との境界線にされていたり、竹を切って園芸用の支柱にされていたりして「伐採して欲しい」とは言えない状態でした。この南西の竹林に関しては、数か月後にユンボを使って開墾した際に「あること」をして対策をしました。

 

次に北西です。ちなみに竹が一番多く生えているのは北西でした。この北西の土地の所有者は家から歩いて10分程度の場所に住んでいる近所の方が所有していました。この方には直接挨拶して許可をもらうことにしました。

 

そして最後に問題の北側の3人で共同所有されていた土地です。法務局で土地の所有者の氏名と住所は分かりました。でも今も、そこに書かれた住所に住んでいるとは思えませんでした。ただ、そうは言っても僕に出来ることは、その住所に手紙を送って伐採の許可を貰うことしかありませんでした。なので早速、手紙を書いてポストに投函しました。

 

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竹の根の侵食状況を書いた図です。家に向かって3方向から竹の根が侵食していました。