カッヘルオーフェンとの出会い⑩〜いよいよアルモニアに点火〜

よっしゃー火がつくぞ!これで部屋が暖かくなるぞ!

 

少し前から準備していた薪をアルモニアの炉の中に入れて火をいれました。

 

しかし、

 

あれ…なかなか燃えない。

 

1年前に伐採されて直ぐに使えると言われ、もらってきた薪があったのですが火のつきがよくありません。それに焚き付け用には、工事で出てきた杉の床板などからの端材を使っていたのですが、それも火のつきがよくありませんでした。普段から屋外で枝や竹など燃やしていたので(農業用の炭焼き)火を扱うことには慣れていると思っていたのですが、暖炉で燃やすのは、また勝手が違いました。

 

火は、着火剤→焚き付け→薪の順番でつきます。しかし、僕の用意したものは、どれも火のつきが良くなかったです。

 

着火剤については、うちの杉の葉を使ったのですが、茶色でしたがちゃんと乾いておらず、焚き付けの端材も、薪も、持った感触では凄く軽かったのですが、Mさんから水分測定器を借りて測った所、かなり水分を含んでいました。薪は、アルモニアの設置工事が始まる前に雨の降った日が当たったのが原因かと思いますが、もともと伐採してからも野ざらしで置いていたのが原因かと思います。

 

準備不足もあってアルモニアの火のつきは良くなかったのですが、Mさんが端材を次々と投与して、ドアを開けて空気を多めに入れたりして、なんとか薪に火がつきました。それから数日間かけてMさんから薪のくべ方など一からレクチャーしてもらいました。更に、今年分として使える乾燥した広葉樹の薪を支給してもらいました。更に更に焚き付け用の広葉樹の端材の手に入れてもらったりとお世話になりっぱなしでした。通常の薪ストーブ屋なら工事が終わった後、ここまでのサポートはないはずです。アルモニア本体の微調整や、煙突の雨対策をしたりするのに、小郡に来ては丁寧にレクチャーしてくれました。

 

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ちょうど敷地内の大木(樫の木)伐採を一月にした後で、大量の薪が出来ていたので、来年の薪は豊富にあるのですが、今年の薪の確保が間に合っていませんでした。これからは安定した薪の確保と、ちゃんとした薪の保管場所の確保が課題になりました。

 

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