カッヘルオーフェンとの出会い⑪〜アルモニアを使い始めて分かったこと〜

ここでアルモニアを使用してみて気がついたことを書いていきます。

 

◯灰の掃除について

薪を燃やした後に出る灰に関してです。灰掃除に関しては一か月以上使っていますが、一度も掃除はしていません。燃焼効率が良いせいなのか、灰の量が全く増えません。アルモニアを設置してくれたMさんも「灰掃除は滅多にしない」と言った意味が分かりました。

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僕としては掃除はめんどくさいですが、農業をやっているので灰自体を少し欲しい気持ちがあります。アルモニア設置後、近所のおばちゃんが来て「藍染をやっているからたまに灰をもらうことができないか?」と言われたのですが、そもそも灰自体が溜まることがないのであげることができません。

 

◯ドアのガラスの掃除について

アルモニアの開閉部のガラスですが、こちらの掃除は定期的にしています。煤やタールがガラスについてしまい、掃除をしないと薪が燃えているのが綺麗に見えません。掃除の仕方は設置してくださったMさんから教えてもらいました。ティッシュを濡らして灰をつけてガラスを拭きます。しばらく拭いていると煤やタールが取れてティッシュが真っ黒になります。

 

それから次に乾いたティッシュでガラスを拭きます。使用後のティッシュは端材を入れているホーローバケツに入れて乾燥させてから燃やします。Mさんが来る際、ちゃんと掃除しているかチェックが入るので毎回緊張します。面白いくらい汚れが取れるので掃除が楽しくなってきました。

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◯着火剤について

当初、着火剤は買うつもりはありませんでした。杉の葉っぱのような燃えやすいものを準備しておいて、そこの火をつけて端材⇒薪の順番で燃やせばよいと考えていました。ただ、Mさんから「こういった着火剤のようなものは障がい者の就労支援で作られていることが多い」と言われ、そこまで高い物ではないし使うようになりました。そういえば豊前市に見学しに行ったペレットも就労支援として作られていました。それと着火剤はやっぱり便利で、火をつけると10分ほど火が持ちます。焚き付けの間に挟んでから燃やすと、10分もあれば十分に薪まで火が燃え移ります。ちなみにダイソーでも着火剤を売っていますが火の持ち時間が短かったため、ケチらない方が良いかもしれません。

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