古民家リフォームの計画が進む中、業者さんから「設備機器はどうしますか?」と質問が来ました。
質問の真意を確認したところ「施主からの支給にするのか、業者からの支給にするのか、どちらにするのか?」という質問でした。業者経由で注文して支給してもらうよりも、自分たちで設備機器を探して注文して支給した方が安くつきます。
少しでも安くつくのなら自分で探そう、と決めました。
以下が、僕(施主)が支給したもののリストです。
〇施主支給
ガスレンジ、オーブンレンジ、給湯器、給湯器リモコン。
トイレ、洗面ボウル2個、蛇口4個、トイレットペーパーホルダー。
洗面台の排水パイプ2個、脱衣所の照明。
細かく調べれば、もう少しありますが大体の施主支給は、こんな感じです。
以下が業者に支給を依頼したリストです。
〇業者支給
ユニットバス一式、シンク、レンジフード、エアコン、リビング照明。
業者さんに話を聞いたところ、昔であれば施主からの支給は難しかったらしいのですが、最近は可能になったようです。設備屋さんや電気屋さんが機器を選ぶに際に、時間や手間がかかって自分たちの手間賃を上乗せすることも可能だったのですが、そういったことも難しくなったようです。
施主からすればインターネットで調べれば機器の値段は分かってしまいます。ほとんどの製品は楽天やAmazonで購入できます。たまにインターネットでも個人経由の販売はしないという製品があったりしましたが、ほぼ購入が可能でした。
ネット販売が普通になって、なんでも個人で買えてしまう時代になってしまい、風習が崩れてしまったようです。個人が機器の大体の値段も分かってしまう上に、手間賃をどれだけつけているのかも明細を見れば分かってしまいます。子どもの頃は、近所にある数件のホームセンターや家電屋を回って、その店で売っているもの中で値段の比較を行って買うものを決めるしか手段がなかったのですが、ネットで調べたら標準価格が分かってしまいます。
機器の購入のところでお金が取れないのであれば、設置作業費などで、お金を取るしかないのかもしれませんが、これも相見積もりなど取ることもできて、この業者は作業費が高いと言われることもあると思います。ネットの影響でシビアな時代になってきたなと感じました。
ほぼ大半の機器を楽天やAmazonで購入したのですが、実際にはほぼ「楽天」で購入しました。