キッチン天板のモールテックス②〜モールテックスと左官屋 〜

モールテックスやコンティニューオですが、左官屋さんが施工する際、誰でも施工できるという訳ではみたいで、研修を受けてからでないと施工ができないと聞きました。特定の断熱材でも、研修を受けていないと施工できないなどの条件があるようです。

 

モールテックスに関しては、施工できる左官屋さんが筑後地方にいることが分かりました。

金額に関しては板金屋さんのステンレス天板と左官屋さんのモールテックスの見積もりを比較をしてみた結果、予想していたよりもモールテックスの方が高いことが判明しました。そのため当初の、ステンレス天板の費用を抑えるという目論見は崩れました。コンティニューオに関しては、費用がモールテックスよりも更に高かったと言われたことで断念しました。結果的に、ステンレスよりも3割高くなりました。

 

ちなみにシンクに関しては既存の物を買うのではなく、製作してもらいました。

 

最初は、既製品シンクを買って支給をしようと考えてたのですが、サイズやデザインなど好みの製品が見つからず、オーダ製作してもらうのと既製品を支給したものでは、そこまで金額に差が出ないこともあって(希望のシンクはかなり大きめなので)、それならばとオーダ製作してもらうことにしました。どんなシンクをオーダーしようかと、参考にするためにシステムキッチン大手のモデルルームに見学に行ったのですが、シンクに関しては機能性も見た目も良い製品を作っているように感じました。ある製品のイメージで、オーダー製作ができないか質問したところ、製作が難しく費用が高額になると説明があって諦めました。シンクだけ売ってくれたらいいのですが、それは許してもらえません。いいものがあるのに、とても残念です。システムキッチンのショールームには、当たり前というか、うちのような古民家向けのものはありません。今風の新築戸建てや、マンションに向けたものです。古民家向けの提案をしてほしいとまでは言いませんが、部品だけでも売ってもらえたら、需要を掘り起こせるのにな、と残念に思います。もし僕が株主だったら、株主総会で提案しますけどね。

 

とりあえず試してみないと分からない。

 

と思って、モールテックスで発注を行いました。

 

この辺、もし失敗すれば失敗したでいいやと思っていました。僕にしても業者さんにしても良い経験になるだろうと思っていました。

 

ところが、ここから少し困った事が起こりました。

 

モールテックスの作業は、下地を作る作業。モールテックスを塗る作業(確か2回だった思いますが、記憶違いで3回だったかも)があります。その間、埃を立てることができません。モールテックスの作業中は大工さんが作業に入れません。僕も屋内で作業することは控えるように言われました。

 

そのため「この期間に左官屋さんが入ってモールテックスの作業に入る」と決めていました。ところが、なかなか左官屋さんがスケジュール通りに作業に入ってくれない自体が発生しました。

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