古民家リノベ日記〜2022/11/18

田主丸の庭木屋さんに南側の植林件で相談に行ったが休みだった。道の駅や植木屋さんを見て回って、北野町のジムや図書館に行って帰宅。知り合いが家に来たので少し話をした。ハンマードリルにつけて穴を掘るためのスコップが到着。南側の固い土を掘るのに使ってみる。


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買ってよかったもの~柿渋~

塗料はかなりの箇所で『柿渋』を使っています。昔からある柿渋を塗料を使うことにしたのですが、古民家なのでかなりマッチしました。

 

最初は筑後吉井の道の駅に売っていた柿渋を買って使い始めたのですが、発酵した香ばしい匂いがしました。塗った直後はなかなか色がつかないのですが、数週間から数ヶ月経つと良い色が出て来ます。この道の駅で購入した柿渋ですが販売者の連絡先をつきとめて直接連絡をしました。お爺ちゃんが個人で製造から販売までしていて、まとめ買いをしました。柿渋の匂いですが、数日もすれば匂いは消えてしまいます。昔の人は年末になると恒例の作業で家の柱に柿渋を塗っていたと地元の人たちが言っていました。

 

この道の駅で買った柿渋ですが、塗って柿渋の色が出るまでに少し時間がかかります。それからインターネットで販売しているターナーの柿渋を買うようになりした。ターナーの柿渋ですが、あまり使わないで長期間放置していると、底にダマになってしまいます。水に溶かして塗ったりしたのですが、少しダマが残ってしまって綺麗に濡れませんでした。

 

ターナーの柿渋は無臭柿渋と謳っているだけあって、全く匂いがしません。塗って乾いたから直ぐに色が付きます。2回も塗れば十分に着色するので、1回目を塗って2時間くらい日当たりで乾かして2回目を塗って完全に乾けば塗装が完了するので、道の駅で買った柿渋よりは手軽に作業できました。塗った直後にも十分に着色されていますが、それから数日もすると更に色が濃くなりました。

 

知り合いの古民家再生をされた大工さんは京都のメーカーが販売している柿渋を使っているとのことでした。

www.kakishibu.co.jp

 

内壁から外壁から建具から柱から柿渋で塗りまくっていますが『柿渋』を選択して良かったです。

古民家リノベ日記〜2022/11/16

家の北側の石垣が一部未完成だったけど完成させた。暗くなってから南側に植木を植えるために土を耕してみたが土中からかなり深い所まで砕石が詰まっていることがわかった。かなり過去に施工したらしく広範囲にわたっていた。今後、どうやっていくのか再検討をする必要が出てきた。


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キッチン天板のモールテックス②〜モールテックスと左官屋 〜

モールテックスやコンティニューオですが、左官屋さんが施工する際、誰でも施工できるという訳ではみたいで、研修を受けてからでないと施工ができないと聞きました。特定の断熱材でも、研修を受けていないと施工できないなどの条件があるようです。

 

モールテックスに関しては、施工できる左官屋さんが筑後地方にいることが分かりました。

金額に関しては板金屋さんのステンレス天板と左官屋さんのモールテックスの見積もりを比較をしてみた結果、予想していたよりもモールテックスの方が高いことが判明しました。そのため当初の、ステンレス天板の費用を抑えるという目論見は崩れました。コンティニューオに関しては、費用がモールテックスよりも更に高かったと言われたことで断念しました。結果的に、ステンレスよりも3割高くなりました。

 

ちなみにシンクに関しては既存の物を買うのではなく、製作してもらいました。

 

最初は、既製品シンクを買って支給をしようと考えてたのですが、サイズやデザインなど好みの製品が見つからず、オーダ製作してもらうのと既製品を支給したものでは、そこまで金額に差が出ないこともあって(希望のシンクはかなり大きめなので)、それならばとオーダ製作してもらうことにしました。どんなシンクをオーダーしようかと、参考にするためにシステムキッチン大手のモデルルームに見学に行ったのですが、シンクに関しては機能性も見た目も良い製品を作っているように感じました。ある製品のイメージで、オーダー製作ができないか質問したところ、製作が難しく費用が高額になると説明があって諦めました。シンクだけ売ってくれたらいいのですが、それは許してもらえません。いいものがあるのに、とても残念です。システムキッチンのショールームには、当たり前というか、うちのような古民家向けのものはありません。今風の新築戸建てや、マンションに向けたものです。古民家向けの提案をしてほしいとまでは言いませんが、部品だけでも売ってもらえたら、需要を掘り起こせるのにな、と残念に思います。もし僕が株主だったら、株主総会で提案しますけどね。

 

とりあえず試してみないと分からない。

 

と思って、モールテックスで発注を行いました。

 

この辺、もし失敗すれば失敗したでいいやと思っていました。僕にしても業者さんにしても良い経験になるだろうと思っていました。

 

ところが、ここから少し困った事が起こりました。

 

モールテックスの作業は、下地を作る作業。モールテックスを塗る作業(確か2回だった思いますが、記憶違いで3回だったかも)があります。その間、埃を立てることができません。モールテックスの作業中は大工さんが作業に入れません。僕も屋内で作業することは控えるように言われました。

 

そのため「この期間に左官屋さんが入ってモールテックスの作業に入る」と決めていました。ところが、なかなか左官屋さんがスケジュール通りに作業に入ってくれない自体が発生しました。

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