古民家改築⑪〜共同所有地の伐採許可をもらえた〜

小郡市役所を訪れた翌日。

 

いつものように小郡に行って伐採作業をしていると、不動産会社の方が来られました。購入する土地の契約について話をしている中、僕の方から「北側にある3人の共同所有地の樹木の伐採をしたい」「法務局で住所を調べて手紙を送ったけど宛先不明で戻ってきた」「小郡市役所を経由して連絡が取れないか相談している」と話をしました。すると不動産会社の方から「連絡先が取れるかもしれない」「この件を自分に預からせてもらえないか?」と話をもらいました。こちらとしては行き詰まっていたのでお願いすることにしました。

 

翌日、小郡市役所に連絡して、市役所から3人に連絡するのを中止してもらいました。同時に、不動産会社と市役所の複数のルートから連絡が来ると混乱すると思ったからです。

 

その後、しばらく時間が経ってから不動産会社の方から「3人の所有者と連絡が取れて伐採許可をもらった」と連絡がありました。

 

これは後になって知ったのですが、物件の前の持ち主は、直接には3人と面識はなかったのですが、親戚を介して連絡が取れたそうです。ついでに今後、不動産会社の方が3人との連絡の仲介になってくれることになりました。

 

これで3人との連絡ルートが出来上がりました。

 

この不動産会社の方は、土地購入の取引が終ってからも、いろいろとアドバイスをしてもらえて助かっています。知り合いに不動産の専門家がいると心強いです。今でもたまに小郡の近くに来たときは顔を出してくれたりします。共同所有地の伐採に入る前、大木の高い場所に大きなスズメバチの巣ができていたのですが、この件に関しても「困っている」と話をした翌日には巣を撤去するように市役所に連絡して調整してくれました。

 

竹を切り始めてから2019年の9月末までかかって北西のエリアの伐採が完了しました。10月になってから北側のエリアの3人共同所有地の伐採許可も貰ったので作業を開始しました。北西のエリアに関しては土地が広かったので実際に切り始めてから3週間近く時間がかかりましたが、北のエリアに関しては、少し土地が狭かったのと、そこまで樹木が密生していなかったので2人がかりで1週間以内で伐採が終わりました。

 

その後、伐採がしばらく経ってから不動産会社から連絡がありました。

 

「もしよかったら北側の共同所有地の土地を買わない?」という内容でした。

 

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